悪魔憑きのような症状を呈する病気

 それが「抗NMDA受容体脳炎」という病気です。

 抗NMDA受容体脳炎は、自己の免疫が脳の神経細胞にある「NMDA受容体」という部分を攻撃してしまうことで発症します。NMDA受容体は、記憶や学習、感情、行動など、脳の重要な機能に深く関わっています。この受容体が攻撃されると、脳の働きが混乱し、まるで脳が乗っ取られたかのような症状が現れるのです。

 抗NMDA受容体脳炎の患者は、人格が突然変わったり、幻覚や妄想を見たり、意味不明な言葉を叫んだり、てんかん発作を起こしたり、体が勝手に動いたりすることがあります。

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 まさに映画『エクソシスト』の少女が見せた症状と驚くほど酷似しているのです。

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