――編み込むのは難しそうですよね。
yurio めっちゃ練習しましたよ。私は時間がかからないボックスブレイズというやり方で編み込んでるんですけど、それでも1時間ちょっとはかかります。子どもはずっと動くんで大変ですね。
旦那は最初こだわりがあって、5歳まで絶対髪を切らせないと言ってたんです。でも、去年夏場に暑いだろうなと思って私が勝手に切ったら、めっちゃ悲しんでました。アイデンティティなんですかね。
「息子がつらい思いをするのは耐えられない」子育てをするうえでの不安
――お子さんは今年幼稚園に入園されたそうですが、不安などはありましたか。
yurio 差別されないかというのは、やっぱり不安でしたね。ここは日本だから私は差別されないだけで、旦那はずっと差別を感じてきているし、ミックスの子はほぼ100%、なにかしらの差別を感じて育つと聞いたこともありましたし。
――夫のウィリーさんも心配されていた?
yurio 私よりも過敏になっていたのは旦那で。息子が新しい幼稚園に入っていじめられたらどうしようと、去年はかなり落ちていて、鬱になりそうだったと言ってました。
「自分以上に子どもは感じ取るはずだから、息子がつらい思いをするのは耐えられない」と言って、日本のこの感じが膨れ上がって止まらないなら、移住も考えようと。
「さっさと国に帰れ!」っておばあちゃんから急に怒鳴られて…
――「日本のこの感じ」とは、排外主義的な風潮ということですか。
yurio そうです。私自身ミックスに見られることが多いんですけど、1人でドラッグストアにいた時、「さっさと国に帰れ!」っておばあちゃんから急に怒鳴られて。衝撃的すぎて返す言葉も出ませんでした。
移民が多く外交的にも安定しているので、カナダは移住先としても良いかもね、と話しています。もちろん、彼の母国のケニアも視野に入れて。
一方で、最近の若い子は外国人が好きな子が多いのも感じています。良くも悪くもなんですが。
――若い人がウィリーさんに話しかけてくるとかですか?
yurio 大学生みたいな子がウィリーに向かって「What's up bro?」って話しかけてくるんですよ。

