芸能人にとっては致命的なイメージダウンとなる不倫騒動。しかも夫と不倫男性の泥沼訴訟付き。こんなことがあったにもかかわらず、後藤真希はさほどダメージを受けず、芸能活動を続けている。いったいこの強さはどこにあるのか。

後藤真希(2025年3月) ©時事通信社

人気絶頂期、彼氏と実家で同棲

 後藤真希の様々な活動から見えるのは、「大勢の人に知ってもらいたい」という強烈な承認欲求ではなく、むしろ「素を出すので、そんな自分を応援してくれる人だけ残って」という消去法だ。そんな彼女のスタンスの源泉を調べていくと、「地元愛」というキーワードにたどり着く。

 地元は江戸川区。しかも生まれてから一度も離れたことがない。大家族の中で育ち、近隣との交流も深い。しかも「LOVEマシーン」で大ブレイクした直後の人気絶頂期にも、ファンと気軽に地元のゲーセンやカラオケで遊んでいた、と本人がトーク番組であっけらかんと告白している。彼女の親や姉が経営する居酒屋は、ファンのたまり場。家族のバーベキューに数十人のファンが参加したこともあったという。

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 客観的に見れば、10代のトップアイドルが地元でファンと至近距離でキャッキャするなどあまりにもヒヤヒヤする状況だが、後藤はその上をいっていた。なんと人気絶頂期すでに彼氏もいて、家族公認、実家で同棲していたというから、大胆不敵である。

モーニング娘。「LOVEマシーン」(1999年)

 小さなトラブルはいくつもあったことは想像に難くない。ただ、トップに君臨しても身近に接してくれる、しかも彼女が生まれ育った場所で「神対応」してくれる。こんなアイドルはなかなかおらず、独特の家族的な応援感情がわくのも納得である。

 彼女のこの生き方は「マイルドヤンキー」と評されることも多いがなるほど、「地元志向が強く、仲間や家族との時間を何よりも大切にする」という定義にぴったりハマる。