コンゴで生まれ、5歳で来日したジェシカさん(27)。自身のYouTubeチャンネル「@見た目だけ外国人の生活」で“日本育ちの黒人女性”として抱えている日常の悩みや本音を発信している。
そんな彼女に、日本で暮らすことになった経緯、幼かった頃の思い出、小学校時代の保健室登校などについて、話を聞いた。
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留学中の父を追って母子で来日
――生まれはコンゴとのことですが、当時の記憶はありますか。
ジェシカ 本当に断片的なものしか残っていないのですが、住んでいた家の様子や、友達と遊んでいた思い出はあります。コンゴでは5歳から小学校に通うので、1年間だけ学校にも行っていました。その記憶もちょっとあります。
家は石造りの大きなものでしたね。アフリカでは何世帯も一緒に暮らすので、父方の家族も母方の家族も一緒に住んでいたんですよ。だから、家には十数人いたと思います。あと、なぜかはっきり覚えているのが、隣の家が烏骨鶏を飼っていてうるさかったこと(笑)。たまに卵をもらいに行っていた記憶が、なぜか鮮明に残っていますね。
――なぜ日本に来ることになったのでしょう。
ジェシカ 父が国費留学生として日本の大学で研究をするためです。薬品関係の仕事をしていて、医師や薬剤師として働いていたようなんです。それで父が先に単身で渡日していたんですが、アフリカでは「家族は一緒にいるもの」という考え方があって。弟が生まれて1年後に、私たちも父を追いかけて日本に来たんです。
富山は薬で有名ということで、父は富山県の大学に在籍していました。当初は研究が終わったらコンゴに戻る予定だったので、家族全員わりと「イェーイ!」という感じで日本に来たと思います(笑)。
