コンゴで生まれ、5歳で来日したジェシカさん(27)。自身のYouTubeチャンネル「@見た目だけ外国人の生活」で“日本育ちの黒人女性”として抱えている日常の悩みや本音を発信している。

  そんな彼女に、バレーボール部で活躍した高校時代、高校時代にすい臓がんで亡くした父親、しんどかった大学生活などについて、話を聞いた。

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高校入学と父との別れ

――高校はバレーボールで推薦入学したのですか。

ジェシカ 本当は英語系の学校に行こうかとも思っていたんですが、推薦を使えば偏差値の高い私立高校に授業料免除で入学できると聞いて、父に相談したら「使えるなら使えばいい」という話になって。自分の得意なものを生かして、いい学校に行ける機会があるなら行こうと。そういう判断でした。

 すでに高校に入学した時点でバレーボールへのモチベーションが落ちていたんですけど、バレーボール部のメンバーにも同級生にも恵まれて、楽しかったです。特進クラスに入ったんですが、人数が少なかったのもあってみんなと仲良くなれて。

高校時代のジェシカさん

――成績はどうでしたか。お父さんが薬品の研究をしていたとなると、勉強ができそうなイメージがありますけど。

ジェシカ そう思うじゃないですか(笑)。でも数学が全くダメで。親は完全に理系なんですが、遺伝しなかったみたいです。なので、私はバレーボール一筋でした。

――高校時代にお父さんを亡くされたそうですが、当時のことについて教えてください。

ジェシカ 私が高2の時に父ががんになってしまってアメリカに治療に行っていたんです。そのアメリカへ行く直前に部活の合宿があって。周りから「合宿の途中で帰ってお父さんと過ごしな!」と言ってもらえて、途中で帰って父と一緒に過ごすことができました。

 その1年後、父が亡くなったという知らせが届いて。それがちょうど高校最後の試合の時期だったんです。「無理して練習にこなくてもいいよ」と言われましたが、1週間後には練習に戻り、最後の合宿にも参加して試合に出ました。