コンゴで生まれ、5歳で来日したジェシカさん(27)。自身のYouTubeチャンネル「@見た目だけ外国人の生活」で“日本育ちの黒人女性”として抱えている日常の悩みや本音を発信している。

 そんな彼女に、「生理的に無理」「黒人女性は性的に見れない」などSNSに寄せられるネガティブなコメント、SNSで取り上げている美容に対する思い、今後の展望などについて、話を聞いた。

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ネガティブなコメントを見ても「この人はなにも知らないんだろうな」って感想しかない

――SNSを運営していると、たまに心ないコメントが届くこともあるかと思いますが、寄せられるものには排外主義的なものもありましたか。

ジェシカ 全然あります。でも、あまり傷つかないんですよね。そもそも私はコンゴに帰れないですし、そういうコメントを寄越す人は偏見でしか物事を見ていないので。「この人はなにも知らないんだろうな」って感想しかないですね。どの国にも、どの人種にも、迷惑行為をする人はいます。外国人だからといって一括りにするのはおかしいし、それは日本人だって同じと思います。

ジェシカさん

 明らかに外国人だから差別しているな、偏見があるなという悪意のあるコメントは気にならないんですが、シンプルに「かわいいし綺麗だと思うけどたしかに日本ではモテないと思う」とか、「日本ウケはよくない」みたいな言葉はリアルで傷つきますね。

 若い世代にはあまりそうした感覚がないと思っていますし、私が繋がっている同世代のギャルの子たちは、むしろブラックの文化をすごくリスペクトしてくれています。ブレイズヘア(細かく分けた髪を編み込んだり、三つ編みにするヘアスタイル)をやってくれたりして、本当にうれしいんです。

――ジェシカさんの出自に絡めて動画に対して「被害者ぶるな」といった声もあったりしますか。

ジェシカ 私が動画で話すのは、事実としてこんなことがあった、こんな発言をされた、そういったことだけです。黒人が最も苦しんでいると言いたいわけじゃないんです。どんな人種だって、それぞれに理不尽なことはある。私は自分が経験したひとつひとつのことを発信しているだけなので。