亭主関白だったAMEMIYAを変えた「妻の一言」
――子育てしてなかった期間って、どんな感じだったんですか。
AMEMIYA 奥さんが洗面台で赤ちゃんをお風呂にいれるのをただ見てました。「お、やってるね~」って。そうしたら、奥さんも頭に来たんでしょうね。僕だけが子どもができてからも変わらない生活をしてたから。ある日、言われたんです。「あなたはなんで何もやらないの?」って。
あんまり言わないタイプなんですよ。ため込むタイプというか。だから、かなり勇気を持って言ったんじゃないですか。そこで「えっ、やらなきゃいけないの?」みたいな。そこからちょっと調べたりして、結婚している芸人さんとか、まさにコウメ(太夫)ちゃんとか……コウメちゃんはちょっと参考になるかどうか分からないですけど(笑)、いろんな人に聞いて。
こんなに今は時代が違うんだと、対等なんだと。しっかり子育てに参加しなきゃいけないんだなって気づいたんです。俺が今までやってたことはだめだなと思いました。
――奥さまのその言葉がきっかけで。
AMEMIYA そういうことですけど、ほんとは最初からもっと知ってなきゃいけませんよね。男は働いてお金を稼いできて、女の人は家を守るみたいな古い考えだったんでしょうね。でも、よく考えたら奥さんも仕事してるし、共働きなんだから。だいぶ反省しましたし、そこから子どもとしっかり遊ぶように変わりました。
「僕と一緒にいたら子どもによくない」近所の別居で子育て中
――今はどんな分担なんですか?
AMEMIYA 朝はうちの奥さんが次男を保育園に連れていってくれて、長男はもう小学校3年生なので1人でちゃんと行きます。営業や現場がない日は僕が次男のお迎えに行く。実は、奥さんと子どもと義母が住んでいる家とは別に、僕は仕事用のマンションを持っていて、正直言うとメッチャ近いんだけど、僕は結構そっちに居るんですよ。
――別居ということですか?
AMEMIYA 僕は夜中に歌詞を作るから、全然生活リズムが違うし、僕と一緒にいたら生活環境的にあんまりよくないんじゃないかって。だからふだんは一般的な家とおかしいやつの家みたいな感じで別れて暮らしてますね(笑)。
僕がお迎えに行くと、自分の方のマンションに連れてくるんです、長男も次男も。こっちで遊んで、ご飯食べさせて、洗濯して、お風呂入って、戦いごっこして、みたいな。いよいよ寝る時間になったら、あっちに戻して。次男はちょっと皮膚が弱いので、手に薬を塗ってから戻します。それで、そこからまた歌詞を作るんですよ。




