「俺、スゲえのかな」吉本→ナベプロ移籍で人気を得るも……
――吉本を出るって、今だと結構な決意じゃないですか。
AMEMIYA 当時はそうでもないですよ。だって契約みたいなのも、なかったんじゃないかな。紙っぺら1枚でしたよ。「これから銀7(銀座7丁目劇場)に出入りしてもらうから、書いて」みたいな。辞める時も、バイトのお姉さんに「ちょっと辞めますね」って言ったら、「分かった。頑張ってね」ぐらい。
ワタナベは当時人気で、オーディションも厳しかったんですけど、ノンストップバスとザブングルは一発で受かりました。いきなりライブに出ることになって。実際に浴びる「ギャーーーーー!!!」はすごかった。銀座7丁目劇場でそんなの言われたことなかったのに。
だから、調子に乗っちゃうんですよね。「あれっ、俺、なんかスゲえのかな」みたいな。「スター? 人気者?」って。教育されてないジャニーズジュニアみたいな(笑)。ファンレターもいっぱい来るし。雑誌の『お笑いポポロ』も出るし、とにかく天狗になって。
――妬まれなかったですか?
AMEMIYA 妬まれました。もうめっちゃくちゃいじめられた。しょうがないですよ。僕がお笑いを分かってないというのもあるから。お笑いを分かってないやつが、ツッコミもできないやつが、何をキャーキャー言われてるんだ、みたいな。
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