小学校での容姿いじりが原因で約10年におよぶ引きこもり生活を送り、容姿のコンプレックスを乗り越えようと総額2000万円以上となる整形手術を受け続けてきた、ビジュアル系バンド「電脳ヒメカ」のベーシスト・毒牙メノさん(30)。

 そんな彼に、数ある手術のなかで失敗したと感じたケース、整形費用に充てていた女性ファンからの金銭援助、ドレーンを付けたまま臨んだ整形手術から2日後のライブなどについて、話を聞いた。

毒牙メノさん

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失敗した整形手術も経験

――すべての手術がうまくいったわけではなく、手術によって下唇のしびれが残ってしまっているとのことですが、それは現在もですか。

毒牙メノ(以下、メノ) 2019年に顎先を前に出す手術をした時に、神経をかすってしまって。それ以来ずっと、下唇に軽いしびれがあります。手足がビリビリしびれる感じが唇にずっとあるような状態です。でも、もう6年以上たつので今はもう慣れてしまいましたね。

――他に失敗したと感じる整形はありましたか。

メノ 鼻ですね。修正を何度も繰り返したので。もう少し慎重に進めていれば、何百万もかけずに済んだかもしれない。勢いでやってしまった部分はありますね。

 

――整形費用の総額が2000万円以上だそうですが、どう捻出をしていたんでしょう。

メノ 21歳あたりから、女性からお金をもらって生活をしていたんですよ。バンドのファンの方々と個人的に連絡を取り合ったり、プライベートで会う見返りにお金をもらったりするような形です。それがよくないことだと、今は重々分かっているんですが。

 当時、バンドの給料はゼロで、生きるためのお金が必要で。バンド以外で自分が働ける場所なんてないと思っていたし、希死念慮もずっとあったので、そういう生き方に手を出すようになってしまったんです。