「日本のお笑いの始まりも下ネタだったんだ」
――あえてそこもちゃんと残したい感じですか。攻めたネタもやりたい?
こっちゃん選手 そこまで考えてはないですね。「今回は攻めちゃいました、みんなのライン超えると思います」みたいな感じでネタ出すのもめっちゃおもしろいですけど、やっぱり自分がおもしろいと思ったかどうかっていうところが軸になるのかな。
私が大好きなエピソードがあって、日本神話でアマテラスが天岩戸に入ったとき、アメノウズメが全裸で踊って、爆笑を起こして、結果的にアマテラスが天岩戸から出てきたっていう。芸能の神が裸で踊って、爆笑が起きるって、日本のお笑いの始まりも下ネタだったんだって思いました。日本に根付いてるお笑いって下ネタなんじゃないかって。
――結局裸で踊っているのが一番おもしろいっていう。
こっちゃん選手 今も昔もそうなんですよね(笑)。
自分の好きなことで生活をしていきたい
――こっちゃん選手さんは「売れる」というのをどれぐらい意識されてきましたか。
こっちゃん選手 私たちが小さい頃は、テレビにめっちゃ出るのが売れるっていう感覚だったと思うんです。今は当時よりいろんな媒体がありますけど、結局「売れる」っていう言葉はテレビに出まくることのような気がします。難しいな、売れる……。
――いつか大金をつかんでやるみたいな野心や目標があって芸人を続けられてきたのか。それとももっと別の目的があったのか。
こっちゃん選手 昔から目立ちたがり屋だし、すごい人気者になりたいっていうのはもうずっと念頭にあって。でも一番は、自分の好きなことで生活をしていきたいっていう感覚ですね。お笑いもずっとやっていたいし、漫画も好きなので、漫画を描く仕事もできたら嬉しいなとか。
――芸人一筋というよりは、自分が興味があることを続けていける環境を求めている。
こっちゃん選手 そうですね。でもたぶん芸人はずっとやっていたいかもしれない。ライブで大声出すのも楽しいし、コントを考えてそれを形にして、みんなに見てもらうのもすごく楽しいので。でも私、全然テレビも好きだし、自分が輝ける場所があるなら出たいなっていう気持ちはあって。自分が輝けるのであれば、全然ドラマとか雑誌もやりたいし。
――そうなると、地上波がもうちょっと女性の下ネタに慣れなきゃいけないかもしれませんね。
こっちゃん選手 でも、下ネタ全然ダメって言われてるところで、下ネタ言うのもおもしろいんですけどね~。

