上越新幹線は群馬県と新潟県、すなわち上越国境を長いトンネルで抜けて、首都圏と越後を結んでいる。

 新潟県内に入ってもしばらくは山の中。スキーや温泉で有名な越後湯沢や、コシヒカリの魚沼盆地を通って長岡までやってくると、あとはトンネルなしで一直線に新潟駅へと駆けてゆく。どこまでも田んぼが広がる日本一の米どころ・越後平野だ。

 そんな越後平野のド真ん中、長岡~新潟間のおおよそ中間にあるのが、燕三条駅だ。東京からは1時間半~2時間弱。通過する列車もあり、燕三条駅には1時間に1本ほどしか停まらない。新幹線の中ではどちらかというと小規模な駅のひとつである。

ADVERTISEMENT

上越新幹線の“ナゾの途中駅”JR燕三条駅には何がある?
立派な駅舎。開業は1982年だ

 とはいえ、新幹線は新幹線。いかにも頑丈そうで立派な高架のホームを持っている。降りる人はまばら……というよりはいるだろうか。長岡と新潟の間の町に用がある人は、燕三条駅を使うのだ。

JR燕三条駅には何がある?

 ホームから階段を降りていちばんに目に飛び込んできたのは、でっかいナイフとフォークのオブジェ。その脇には、「ようこそ燕市へ」と書かれたつば九郎の写真パネルも飾られていた。