ツァオ 気づいてくれてありがとうございます。この映画を撮っているときに、ちょうど鳥山明さんが亡くなったというニュースを聞きました。私にとっては青春時代の思い出の人であります。授業中は教科書で隠しながら少年ジャンプを読んでいるような子供だったので。苦しかった自分の青春時代を支えてくれた人が亡くなってしまったという思い、鳥山明さんへの感謝を込めて、「トランクス」というセリフを出しました。『ドラゴンボール』の中で好きなキャラは、普通は一番強かったり、主人公だったりすると思うんですが、私はむしろ脇にいるキャラが好みなんです。脇にいるけれどちょっと物語の流れを変えるようなキャラが好きで、それが『ドラゴンボール』では私の場合、トランクスなんです。

ツァオ・シーハン監督©台湾映画上映会2026

台湾映画の魅力とは

リム 最後に、監督から見た台湾映画の魅力はどんなところにあるでしょうか。

ツァオ 私もその中にいるので、客観的な分析はできないんですが、台湾映画は人の生活そのものを描いていて、見た目ちょっと優しい感じ、あるいはのんびりしたような感じであっても、その中にしっかり自分の意思を貫いているような、そういう強いものを持っているところが魅力なんじゃないかなと思います。

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ツァオ・シーハン監督

リム 今日はありがとうございました。

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