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単なる思いつきで始まった犯行計画だが、準備は周到だった。まず、以前から交際していた女性と事件の前日に婚約した。結婚を約束した相手のいる人間が強盗などを働くはずはないと思わせるための偽装工作だ。
また、事件前日の夜は友人を家に呼び23時ごろまで話し込んだ。これも計画の一部で、友人は本来なら22時には帰ろうとしていたが、アリバイ作りのために引き留められていた。
友人を見送り、雑貨店に足を運んだのが23時半ごろ。顔に覆面をつけ、麻紐、バールを準備していた。が、何か物音がするたびに隠れたりするなど、まだ決心はついておらず、そのまま家の周辺をうろつく。
なぜ遺体に「体液」?
ようやく覚悟が固まった翌日午前3時ごろ、雨戸と障子を蹴り倒して屋内へと侵入。
「金を出せ!」と大声で叫んだ。一家4人は怖がって誰も布団から顔を出さない。菊池は自分の声を聞かれたことで、正体がバレたものと思い、瞬時に全員を皆殺しにすることを決意し実行。
あえて残虐な犯行に見せかけるため、何人かで荒らした形跡を作り、最後に2人の女性を屍姦した。自分が村で真面目な青年で知られていることを逆手に「流しの強盗犯」に見せかけるための画策である。