高橋 正しいダイエット方法や、ボディメイクの知識がなかったことが大きかったと思います。

 深く考えずに、噂に聞いた子の真似をして、食べたものを吐いてしまいました。すると、すぐに癖になってしまい、過食と嘔吐を繰り返すように。痩せるために断食して、お腹が空いて過食して、また吐くという負のループから抜け出せない、の時代でした。

――過食するときは、どれくらい食べていたのでしょうか。

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高橋 山盛りチャーハンや、おむすび、カップラーメンなど、とにかくガッツリしたものをお腹がはち切れるまで食べていました。甘いものがほしくて、よく飴を2袋ガリガリ噛んで一気食いしたり。ポテトチップスを2袋空けたりしていました。

体は痩せても、顔は腫れてパンパンに

――過食嘔吐は、心身にどんな影響がありましたか?

高橋 吐くことで体は細くなっても、顔がパンパンに浮腫んでいる状態でした。嘔吐する際に力むので、顔や首がボコボコに腫れるんです。涙もボロボロ出るので目が腫れ上がって、撮影前に吐くと、メイクで隠してもらうのが大変でした。そして次第に吐ききれなくなってきて、どんどん太っていくようにもなりました。

 吐いた後は「今回限りで絶対にやめよう」と思うのですが、お腹が空くと我慢できず過食して吐いてしまう。「また自分との約束が守れなかった」、「どうして吐くとわかっているのに、食べてしまうんだろう」と自己嫌悪が酷くなり、「吐けて嬉しい」という気持ちには全くならなかったです。吐くと、そのあと体が栄養を吸収しようとするので、さらに太りやすくなってしまいました。

――悩んでいることを、周りの方に相談したことはありましたか?