8月23日、それぞれのSNSで婚約を発表したのは、ミラノ・コルティナ五輪で日本フィギュアスケート界初のペアの金メダルを獲得した木原龍一・三浦璃来の「りくりゅう」ペアだ。

 

「週刊文春」は、カナダでの共同生活中に木原龍一(33)が頼った“重要人物”について2026年2月に報じていた。当時の記事を再公開する。(初出:2026年2月26日配信「文春オンライン」記事)

 

 フリーでの完璧な演技で、5位から大逆転で金メダルを獲得したりくりゅう。ただ、2019年の結成時、木原はバイト生活中で、三浦も壁にぶち当たっていた。それから7年。2人を成長させた、カナダでの暮らしとは――。

フィギュアスケートペアで金メダルを獲得した“りくりゅう”(三浦璃来、木原龍一) ©JMPA

 カナダ・オンタリオ州の州都トロント。その中心街から車で15分ほど走ると、トップアスリートたちが通う診療所がある。そこでマッサージセラピストを務めているのは青嶋正氏。これまでに羽生結弦や紀平梨花らに施術し、日本オリンピック委員会の強化スタッフだった時期もある。

 2019年の秋、彼のもとを1人の若者が訪ねてきた。 “りくりゅう”の木原龍一(33)だった。

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「力を貸してほしいんです」

 切実なまなざしで、青嶋氏を見つめる。その隣に、ペアの三浦璃来(24)の姿はなかった。青嶋氏が言う。

三浦はいつもマリオカートを

「今でこそいつも一緒に来ていますが、当時の彼女は17歳。怪我とは無縁だったから、コンディショニングの必要性を感じたことがなかったのでしょう。ウチに初めて来た時も、『無理やり連れてこられた』という顔をしていました」

 木原が施術を受けている間も、特に興味を示すことはなかった。三浦の視線の先にはいつも、持ってきたニンテンドースイッチのマリオカートがあった。

「取材陣が自分たちの前を素通りしていく」

 当時、りくりゅうの顔と名前を知っているのは熱心なフィギュアファンぐらいだった。木原も「大会に出ても取材陣が自分たちの前を素通りしていく」と自虐的に語っていたほどだ。

 それから7年目の冬。カナダでの長い“共同生活”を経て、2人は世界中が知る金メダリストになった。

完璧なフリー演技を終えると涙を見せた ©時事通信社

《この続きでは、▼「女の子を2人も…」木原龍一が語った唯一の懸念材料 ▼カナダ生活「モールで服、化粧品も」「揃いのお手製弁当」 ▼「2人を組ませろ!」本田武史が明かすペア誕生の瞬間 などのトピックを詳しく報じている。記事の全文は配信中の「週刊文春 電子版」で読むことができる。また電撃婚約や引退の全内幕を記した記事も配信している》

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