2/5ページ目
この記事を1ページ目から読む
「ギラギラ」に「ズンドコ」…bB特有のカスタム傾向
このようにbBは、メーカーがヤンチャな若者に向け、公然と「改造してください」といわんばかりに売り出した車である。ただbBのボクシーなデザインと見切りのよさは、ターゲット層以外からも好評だった。
当時の新車価格はおおむね130万円~170万円と、同時期のカローラとほぼ重なる価格帯。若者でも手の届きやすい価格に加え、手頃なサイズ感と広い車内も手伝って、結果的にファミリー層や高齢夫婦など幅広い層に受け入れられた。
月販目標の5000台に対し、初期受注は3万2000台以上。2000年の登録車販売台数ランキングでは7位に入るヒットを記録している。
実際のbBのユーザー層について、当時からガソリンスタンドで勤務している50代男性は次のような印象を語る。
「弄ってるのはヤンキーっぽい人だよね。ちょっと前のS-MX(1996年発売のホンダのトールワゴン)もそんな感じだった。でもbBの方が色んな人が乗ってたんじゃないかな。おじいちゃんとか、女の人もよく見たし。
まぁbBもS-MXも、VIP系(高級セダンの改造車)に乗ってるヤンキーよりは軽い感じ。今だとマイルドヤンキーか。仲間と車で出かけてワイワイやるとか、そういうイメージだよね」