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「最初は周りの目が恥ずかしかった」という女性オーナー
また、bBを弄るオーナーのなかには女性の姿もしばしば見られる。結婚するまで車に興味がなかったという女性オーナーは、夫がかつて2台のbBを弄っていたこともあり、子育て用の車として初代bBを購入した。
カスタムを担当するのは溶接の経験を持つ夫で、足まわりから排気系までワンオフで仕上げる徹底ぶり。乗る側の妻としては「最初は周りの目が恥ずかしかった」というが、今では夫とともにカスタムを楽しみ、bBで娘の保育園の送迎をこなすこともあるそうだ。
さらに、10代の頃にホンダ・S-MXのブームを経験し、四角い車に憧れていたという女性オーナーもいる。彼女は初代bBを経て、現在は2代目のbBを10年ほど弄り続けているというから驚きだ。
これまで400万円~500万円を投じたというカスタムは本人も納得の仕上がり。内外装ともにド派手でありながら、細部の意匠にもこだわりが窺える。過去にはショップのデモカーとして、カスタムカーの祭典「大阪オートメッセ」にも展示された自慢の1台だ。
かつてストリートを席巻し、大きなブームを巻き起こしたカスタムカーは、流行が過ぎ去った後も根強いファンに支えられ、こうして長く愛されていく。彼ら、彼女らが磨き上げる四角いボディには、かつての「平成の空気」が今も色濃く残り、見る人に独特のノスタルジーを抱かせている。


