2/5ページ目
この記事を1ページ目から読む
おそらく、数限りない報道陣がこの店を訪ねていることと思い、カウンターの中にいるホステスに私は正直に取材に来たことを告げた。チコと名乗った彼女は、いきなり現れた客の素性がわかりほっとしたのか、気さくにいろいろと話してくれた。
意外と言ったら失礼かもしれないが、店には入れ替わり立ち替わり客がやって来て、繁盛とまではいかないが、客が途切れることはなかった。
なぜ男を手玉に取れたのか?
やはり気になるのは、どうして上田美由紀が男をあのように手玉に取ることができたのか、そのことに尽きる。
「今回の事件以外にも、500万円突っ込んで、殺されそうになった男もいるんよ。その人は酒に薬を入れられて、おかしな味がしたから吐いて助かったのよ。その人が言うには、アソコの具合が良いって、ミミズ千匹って言うでしょう。亡くなった古川さんもみんなそうだと思うよ。あの体に病みつきになっちゃうのよ」