自宅に遺体を隠してのうのうと生活

 遺体は、元妻Aと住んでいた静岡・御殿場市内の空き家まで車で運搬した上、物置内にブルーシートに包んで隠していた。

 ブルーシートに梱包したり、ドラム缶に詰めたとはいえ、桑田は、元妻Aと子どもたちが暮らしていたであろう敷地内や近所に死体を遺棄し、のうのうと生活を送っていたようなのである。死体は、多くの事件では土地勘のない山中などに遺棄されるところ、行き当たりばったりを剥き出しにしたような犯行だった。ちなみに桑田の蛮行は、2010年5月に紘子さん、2010年8月に日比野かおりさんと、順次発覚している。

 桑田が殺人・死体遺棄容疑で逮捕されるまでの道のりを整理すると、こうだ。

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・2000年12月、静岡・御殿場市内に自宅を購入。元妻Aと子ども3人で暮らし始める

・2002年、日比野かおりさんと出会い、交際。静岡・沼津市内のアパートで暮らし始める

・2005年10月、日比野かおりさんを殺害

・2009年6月、元妻Aと書類を改ざんして離婚

・2009年10月、紘子さんと再婚

・2010年2月、紘子さんを殺害

・2010年3月、紘子さんとの離婚届を提出。御殿場市内の自宅一軒家が競売にかけられる

・2010年4月、知人女性への詐欺容疑で逮捕

・2010年5月、リフォーム業者が、競売にかけられていた御殿場市内の住宅敷地内で、紘子さんの遺体を発見

・2010年8月、日比野かおりさん殺害が発覚

 いずれも標的は女性。しかも日比野かおりさんのケースでは、殺害した上、後妻業事件の逆バージョンのようにしてカネまで手に入れた、となれば、紘子さんともカネ目的で結婚し、果ては殺害までしたことになるのか――。