――そうなるまでに、何があったのでしょう?
森崎 サッカーがきっかけでした。僕はミャンマーにいた頃からサッカーをやっていたので、日本に来てからもサッカークラブに入ったんです。僕をいじめていた子もサッカーをやっていて、結果的にサッカーを通じて距離が縮まっていったんですよね。スポーツは言語とか文化のハードルを越えるんだなと思いました。
日本に来て最初はつらかったし、逃げ場もなかったですが、最終的には本当に僕は周りの人に恵まれていたんだなと思っています。
中学2年生で芸能界へ…最初は「部活動みたいな感覚だった」
――芸能界に入ることになったきっかけは?
森崎 中学2年生のときに、今の事務所にスカウトされたんです。その時期はスカウト詐欺がすごく流行っていたので、一瞬自分のところにも来たかと思いましたね(笑)。
――スカウトされたタイミングで、表現活動にはすでに興味はあったんですか?
森崎 それまではサッカー選手になりたいと思っていました。ただ、14歳ってまだ将来のことについて曖昧だったりするじゃないですか。僕もそうで、やりたいことってなんだろうと考えていた時期でもあったんです。
事務所に所属してからは、週1でレッスンを受けていて、気がついたら男性ボーカルグループに入ることになり、音楽と出会いました。それで音楽活動をしながらオーディションを受けて、受かった映画とかドラマに出させていただいていましたね。
高校2年生のときに『学校じゃ教えられない!』というドラマで俳優としてデビューしたんですが、同世代の人たちも多くて現場は楽しかったです。ただ最初は、プロというよりは、部活動みたいな感覚ではありました。でも、音楽も演技もとても楽しかったんですよね。その楽しさを知ってしまった以上、この業界で売れたいなと思うようになっていきました。

