「お前やんちゃでかわいいな」不良とつるんで小学生でタバコを吸い始め…
――ゲーセンに集う不良たちとつるむように。
斎藤 小学5年生だったけど、かわいがられたんですよ。向こうは中学2年生とか3年生とかでしたけど、「お前やんちゃでかわいいな」なんて言われて。そっからもうバイクに乗っけてもらって回ったりとか。
――不良と過ごすことで解放感みたいなものが?
斎藤 何もなかったです。ただ単に強くなりたい、負けたくないってだけ。
それと反抗期、思春期ってのもありましたし。もう家にいたくなかったんで。当時は、自分の父じゃない人と暮らしたくないって気持ちが強かったんですよ。
――バイクに乗るくらいだから、もうタバコもバカスカと。
斎藤 吸ってましたね。初めて吸ったのは小学6年生の時。でもまったくおいしくないわ、むせるわで、すぐにやめちゃうんですけど、中学1年生から本格的に吸ってましたね。父のキャビン・マイルドをかっぱらってました。
それがなくなったら、タバコのカツアゲですよ。外に立って、誰彼かまわずに「タバコよこせ」と言って。
――万引きは。
斎藤 しょっちゅうしましたよ。テレビもやったし、高級腕時計もやったし。ありとあらゆるものをやったんじゃないですか。そんなんだから何回も補導されては児童相談所に連れて行かれてました。
『ビー・バップ・ハイスクール』『湘南爆走族』に憧れてパーマをかけた
――そうなると小学校には通わないように?
斎藤 いや、行ってました。小学校、好きだったんで。みんなと会えるので。でも最終的に小学6年生ぐらいから、みんながどんどん遠ざかっちゃって。
いや、僕から遠ざかっちゃったところがあるかもしれないです。話が合わないんですよ。ほかの子たちはコロコロコミックを読んでいるけど、僕はエロ本読んでるみたいなね。
まあ自分では不良だとは思ってませんでしたね。『ビー・バップ・ハイスクール』『湘南爆走族』とか流行ってたので、そういうのに憧れてパーマをかけちゃったりしてましたけど。
――小6でそれ。
斎藤 パーマを入れたのは小6。その前もパーマをかけたんですけど、アイパー。アイパーかリーゼントでピシッと決めてました。オキシドールで脱色もして。
着るものも破天荒、トッポい格好してましたね。いわゆるヤンキーテイストで、父のダブルのスーツを勝手に着てました。
