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川底まで探したが…
2人して店内を歩き回り、カトリースを探す。が、どこにもその姿はない。店の従業員、父リチャードも加わり徹底して店の内外を探し回っても、やはり見つからない。この段階になって、カトリースが行方不明になったことを確信したリチャードは警察に捜索願を提出した。
警察は軍人やボランティア数百人に協力を仰ぎ、店の周辺を徹底的に捜索するとともに、目撃情報を募った。が、手がかりは皆無。近隣を流れるリッペ川に転落し溺れた可能性も考え、川底まで捜索したものの、川の流れが速いこともあり、カトリースの姿はどこにもない。
一方、警察の初動捜査には大きなミスがあった。警察犬が投入されたのが通報から24時間後で、国境検問所に連絡が入ったのは48時間後。
レジ係の店員たちに事情を聞いたのも、新聞に事件を知らせ一般に情報提供を募ったのも6週間後。あまりに遅い対応で、世間から大きな批判を呼ぶ。さらに、カトリースが何者かに誘拐された可能性を考慮しなかったことも、両親、親族は納得できなかった。
