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「俺と麻生先生の間に取り交わされた約束がある」
1987年に福岡県議選で初当選した藏内氏は、そこから10期連続で当選。自民党福岡県議団会長などを歴任した藏内氏は、麻生太郎自民党副総裁や武田良太元総務大臣ら、福岡が地元の有力政治家に伍する実力を有するとされてきた。
「私は自分のことをドンだなんて思ったことはありません。ただ、彼らと喧嘩しているわけじゃないけど、国と地方では対立することもあるじゃないですか。そうなった時は、感情的になるのではなく、福岡、九州のためにはこの政策をやらんかい、とぶつかることもあります。それをマスコミは、『三国志』なんて喧嘩してるみたいに書いているけど(笑)」
藏内氏と長年にわたり確執がある中村明彦県議は、麻生氏の側近として知られる。今回の告発の背景に麻生氏はいるのか。藏内氏に聞くと、思いのほか淡々と答えた。
「確かに、中村がいる。彼は麻生先生を上手に使うわけ。ただ、俺と麻生先生の間に取り交わされた約束がある。自民党福岡県連には国会議員も含まれるから、麻生先生は口を出す。ただ自民党県議団は県議のみ。国会議員がいないから、こちらには口出ししないと。この信義については、今回も守ってくれていると思うね」
藏内氏がいかにして“福岡県議会のドン”となったのか、中央政界との関係、批判の対象となったワンヘルス問題など、9月10日発売の「文藝春秋」10月号では、「『日本一悪い男』の告白」と題し、藏内氏のインタビューを10ページにわたり掲載している(「文藝春秋」の電子版「文藝春秋PLUS」では、9月9日から先行公開中)。
