それで本当に娘役スターOGの方の衣装を担当させてもらったんです。そうした経験も大きかったと思います。

――アパレル事業は、初年度からかなりの売上がたったそうですね。

瀬戸 お陰様で口コミで宝塚のファンの方や、ミュージカル関係者の方々がたくさん買ってくださいました。それこそ演者さんたちもたくさん買ってくださって。すごく活気があって、楽しいショップになったなと思っています。

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「先入観を持って仕事をしてほしくなかった」なぜ2019年に改名したのか?

――瀬戸さんがグラビアをやっていたことで大変だった面もあるそうですね。

瀬戸 グラビアアイドルをやっていたので、「瀬戸早妃です」と名乗ると、検索すればグラビア雑誌や水着の写真がたくさん出てくるじゃないですか。

 もちろん私はグラビアの仕事が大好きでしたし、自分の中では誇りもありましたが、私自身がグラビアをどう思っているかは、仕事をする相手には関係ないですよね。

 世間一般の「グラビアアイドル」というイメージだけで、先入観を持つ人もいると思うんです。直接そういう声が私に届いたわけではないですが「ああ、グラドルね」みたいな扱いをされたくなくて。

 新たな事業を始める上で先入観を持って仕事をしてほしくなかったので、思い切って名前を変えようと思って姓名判断も鑑定してもらい、2019年に「瀬戸早妃」から「咲嬉(さき)」に改名しました。

――名前を変えてからは、先入観を持たれることはなくなりましたか。

瀬戸 はい、そうですね。自分から「グラビアアイドルだった」ということを出していなかったので。

撮影=杉山秀樹/文藝春秋

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