厳しすぎた学生時代の経験

――その後、中学は強豪である埼玉栄中学にスポーツ推薦で入学し、高校では名門・青森山田高校で寮生活を送りますよね。

茜羽 そうです。その前には、小5で1回、中1で1回、中国に1年間のバドミントン留学でわたっています。母が練習をしてきた施設で、コーチについてもらってずっとバドミントン漬けです。中国は国をあげてオリンピック選手を強化する体制が整っていて、彼らはほとんど勉強をしないでスポーツに傾注します。私が訪れたときは、水曜日の20時から22時だけは教科教育がされていましたが、それ以外はずっと朝から晩までバドミントンに打ち込みました。

 埼玉栄中学校では、朝7時から始業まで毎日7kmのランと縄跳び(二重跳び300回)を行い、16時から21時まで全体練習、その後、終電までを自主練に当てていました。青森山田高校のときは、学校が13時で終わるため、14時から21時まで練習です。土日は8時半から17時まで練習があり、その後は自主練でしたね。

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現役時代の茜羽さん

――高校時代の寮生活はどんなものですか。

茜羽 LINEなどSNSのたぐいは禁止で、携帯電話で許されている通信手段はメールのみ。それも20時半までという制限があったと思います。男子と会話するのも禁止でした。地味にきつかったのはお風呂で、青森県は雪国なのですが、なぜかお風呂に5cmくらいしかお湯を張っていなくて……そこからみんなで桶ですくって身体を洗っていました。今どうなっているのかはわかりませんが。

――ところで、現在は子どもたちにバドミントンの指導もしているそうですね。

茜羽 はい。ボランティアでの指導、シャトルやラケットの寄付をしています。私は練習が嫌いだったんですが、子どもたちにはバドミントンを楽しんでもらいたいんですよね。ちなみに私がライバーであることは知ってか知らずか、親御さんも特に気はしていないようです(笑)。

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