――ないんですよ。
寝り子 洗顔料で頭まで洗えちゃうし、乾かす必要もないから本当に楽で。こんなにいい髪型なら、もっと世の中の坊主比率が高くてもおかしくないのにな、と(笑)。
病気になってから、パートナーが欲しいと思うワケ
――がんになって新たな発見もあったというか。
寝り子 それで言うと、結婚願望とかはなかったんですけど、病気になるとパートナーが欲しくなりますね。
――そうなんですね。
寝り子 「死」を考えた時に、家族や友人とは違う誰かと、人生を共にすることへの憧れが強くなったというか。
「友だちに伝えるのは遠慮しちゃうけど…」これまで構築してこなかった関係性に目が行くようになった
――そういえば、「寝り子」でネット検索したら、関連の検索ワードで「かわいい」が出てきました。
寝り子 掲示板の「美人YouTuber~」というスレッドで、私のことも取り上げられていたんです。でも、「大したことねえ」って書かれていて(笑)。そもそも容姿を売りにして活動しているわけではないので、ちょっと驚きました。
YouTubeの視聴者から「結婚したい」みたいなDMが来ることもあるんですけど、それも違うっていうか。
でも、具合が悪いとか熱があるみたいなことって、友だちに伝えるのは遠慮しちゃうけど、恋人がいたら甘えられるじゃないですか。そういう、これまで構築してこなかった関係性に目が行くようになってるのかもしれないです。
――これまでできなかったことをやってみたい?
寝り子 病気になるとおしゃれして出かけることも減るし、どんどん髪の毛もなくなって、太って醜くなっていく中で、「早めに結婚してたらまた違う闘病生活があったのかな?」とかって考えちゃうんです。
できなかったことリストに「海外旅行に行く」も入れてるんですけど、それと一緒で、恋愛もリストに入っている感じですね。
ただ、抗がん剤治療で子どもができなくなったので、これまでとは違う人生のイメージをしていかなきゃいけないのかな、と。

