「大腸がん検査しました」「内視鏡受けました」というメッセージが一番うれしい

――寝り子さんは「AYA世代(思春期から若年成人)」に当てはまりますが、「AYA世代」という言葉は知っていましたか。

寝り子 全然知らなかったです。ちょっと話はそれますけど、小林泰三さんという好きな小説家の方が2020年にがんで亡くなってしまったんです。

 50代と、まだ若いのに病気で亡くなってしまったことにショックを受けたのに、それを自分の身に置き換えて考えたり行動することはなかったなって。

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 最近も東野圭吾さんが大腸がんで亡くなったという報道がありましたけど、色々な情報が入ってきても、「自分はなるわけない」とたかをくくっていたというか、何も響いてなかったんだと痛感しました。

 

――他人事になりがちですよね。

寝り子 私のYouTubeをきっかけに「大腸がん検査しました」「内視鏡受けました」というメッセージをもらうんですけど、行動力があってすごいなと思いますし、それが一番うれしいですね。

――がんになってからYouTubeもはじめられたんですよね。

寝り子 病気になって、YouTubeでいろいろ調べるじゃないですか。その時にシリアスなYouTubeが多すぎて、見てられなかったんです。だから、明るい感じの闘病チャンネルをしたいなって。

 ただ、アンチの人が、「大腸がんステージ4の生存率は◯%だ!」とかって嫌がらせで書いてくることもあって。

 

――ひどいですね。

寝り子 でも、例えば「生存率15%」だとしても、それは老若男女含めたパーセンテージで、ひとりひとり条件も状況も違うので、数字は忘れるようにしています。

撮影=三宅史郎/文藝春秋

次の記事に続く 「本当は病気じゃない」と批判殺到、男性から「結婚しましょう」とDMも…32歳で“大腸がんステージ4”の女性YouTuber(33)が、それでも発信し続ける理由

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