おさむ 迷ってる時間が、いちばん人をすり減らすのか。……それ、すごくわかります。僕、放送作家を何十年もやってきて、「スランプはなかったんですか」ってよく聞かれるんです。正確に言うと、あったのかもしれない。でも、打席に立ち続けてると、打ててない時期があってもいっぱい立ってるうちに、たまに横で当たるんですよ。だから自分では、スランプを感じる前に次の打席が来てた。この感覚が近いのかな。
るるたん すごくわかります。その日の100%でちゃんと打席に立ち続けていれば、当たることもあるし、フォアボールで出塁できることもあるし、ラッキーパンチだってある。だから女の子にも、それをいちばん言うんです。「出勤を止めないで」って。
母に泣かれ、絶縁状態になっても風俗をやめなかったワケ
おさむ ここからは、踏み込んだ質問をさせてください。るるたん、風俗のお仕事は親にバレなかった?
るるたん バレてます。当時まだ実家で、本棚の奥に200万円を箱に入れてしまってて。過保護な親で、家の中を隅々まで見るタイプだったので、見つかっちゃったんです。しかも私、超真面目だったから、お客様ノートっていうのをつけてて。「この方が好きな話題は」って全部書いてた。それも一緒に見つかって、認めざるを得ず……。
おさむ バレたのは、お母さんに?
るるたん です。めちゃくちゃ怒られて、泣かれて。でも、「辞める」とは言わなかったんですよ。家を出ました。
おさむ えっ。辞めるんじゃなくて、家を出た⁉
るるたん 風俗を続けたかったというより、「親に言われたから辞める」のが、すごく嫌だったんです。仕事の内容が褒められるものだとは思ってない。でも、私の人生には必要なものだった。それを頭ごなしに否定されて、言われるがまま辞めたら、また昔のしんどかった自分に戻るだけだなって。
おさむ なるほど。自分で決めたかどうかを、重視したんだ。しんどいときも、人生のハンドルだけは人に渡さなかった。たとえ親であっても。
るるたん そこから2年くらい、ほぼ絶縁状態でした。その後、自分が脱がなくても稼げる手段ができて、法人を作ったあたりから親も「その場しのぎの仕事じゃない」と認めてくれて、少しずつ和解していきました。今では実家に帰ることもあります。
おさむ 数字が、家族との関係まで変えたんだ。
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