もともと結婚願望はなかった

 それ以前の北川は《仕事がやっぱり大事だし、人と一緒に住むとかもありえない》と公言し、結婚願望はまるでなかった(『anan』2013年10月30日号)。仮に結婚するにしても相手には求めるものばかりだと、次のように理想を挙げていた。

《まず、家族を大切にするとか、礼儀がちゃんとできているとか、思いやりがあるとか、人として当たり前のことができていてほしい。こちらが向こうの仕事を尊重するのと同じくらいに、こちらの仕事も尊重してもらいたいし、(中略)なにより、その人の子供が欲しいと思わないと、結婚したいと思わないでしょうね》(『anan』前掲号)

 そんな北川が交際の申し込みを受け入れ、結婚するにいたった。結婚後、その決め手は何だったのかと問われた彼女は、《それこそ、仕事人間という私のスタンスを認めてくれて、ありのままの自分でいられる相手だったからです》と答えている(『MORE』前掲号)。

2016年1月11日に結婚し、会見を開いたDAIGOと北川景子。婚約指輪が「ハリー・ウィンストン」のものだったという

 プロポーズされたのは、2015年にDAIGOが『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)でチャリティランナーとして100キロを完走した直後だった。これに対し北川は「よろしくお願いします」と喜んで応えた。だが、それと同時に、そのときすでに決まっていた仕事や事務所のことなどがいろんな人の顔とともに脳裏に浮かんだというのが、いかにも彼女らしい。もちろん、DAIGOのほうも、婚姻届を出すのは彼女の仕事関係の調整ができたタイミングだと十分理解したうえでのプロポーズだった。

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 2016年は年明けから続けざまにドラマの撮影があったため、彼が4月の挙式・披露宴の段取りを全部つけてくれた。おかげで彼女は仕事に集中でき、挙式前の準備で自分がしたのはドレスのフィッティングだけで済んだという。

2016年4月29日に挙式・披露宴を行なったという(DAIGOオフィシャルブログより)

 DAIGOとつきあうようになってからというもの、仕事のことを含めフラットに相談したりと、二人三脚できる安心感と心強さを初めて知った。

 2016年秋に放送されたドラマ『ヒポクラテスの誓い』(WOWOW)も、撮影が時期的に披露宴の準備と重なり、体力的に不安で引き受けるかどうか悩んでいた北川を、「どれだけ眠れなくても辛くても、この作品は絶対に受けたほうがいいよ」と後押ししてくれたのは彼だった。