「ここまで愛してくれる人って、この先いないんだろうな」——55歳のみどりさんがそう確信するまでには、21歳年下の夫・イサムさん(34)による執念ともいえる猛アプローチがあった。「同級生の母」と「娘の同級生」という異色の組み合わせで『新婚さんいらっしゃい!』にも出演したふたりが、交際に至るまでの紆余曲折を聞いた。

イサムさんと、みどりさんの娘が同級生だった (本人提供) 

 出会って3カ月目に「結婚を前提にお付き合いをしてほしい」と告白したイサムさんだったが、みどりさんからはあっさり断られた。「やっぱりイサムには同い年ぐらいの人とお付き合いをして、結婚してほしい」というのが理由だった。それでもイサムさんは意に介さなかった。「みどりと出会った瞬間から結婚というものが見えていて。だから、フラれることも通過点に過ぎないというか」と振り返る。

海沿いの公園での土下座、2日後の電話

 断られた後もデートを重ね、海沿いの公園では大泣きして土下座するという場面もあった。みどりさんは「まわりに人もいたので『やめて、マジでやめて』って」と苦笑いしながら語る。

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「とりあえず1週間時間を空けて、お互いもう一度考えてみよう」と提案したところ、2日後にはイサムさんから電話が入り、「考えたけど、やっぱりみどりじゃなきゃ無理だから」と告げられた。娘からも「こんなに愛してくれる人っていないんじゃない?」と背中を押され、みどりさんはついに交際のOKを出した。

 しかし、2人の壁はまだ残っていた。みどりさんの実家への挨拶では、母親から大反対を受けたのだ。「イサムさん30歳なの? いやいや、ちょっと考え直して!」「みどりは子どもも産めないのに、初婚になるんでしょう」と猛反対。そこでイサムさんがとった行動は、またしても驚くべきものだった。マイホームを購入し、工事が進む段階でそれを手土産にみどりさんの実家へ乗り込んだのだ。「僕の覚悟を見せたかった」という一言に、その本気度が凝縮されている。

 フラれても、反対されても、決して諦めない「イサムワールド」に引き込まれていったみどりさん。ふたりの関係がどのように深まっていったのか、詳細はインタビュー本編でお読みいただけます。

次の記事に続く 《妻55歳、夫34歳》「『我慢してやらなきゃいけない』と考えがちに…」娘の同級生と結婚した女性(55)が語る、21歳差夫婦のリアル

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