渡辺 じゃあ、閉経すると一気に毛量が減る?
伊熊 体質にもよりますが、白髪や薄毛は遺伝も強い。男性の薄毛は母方の祖父の遺伝、ってよく言いますよね。
松本 男性はどういう理由で抜けるのかしら?
伊熊 テストステロン(男性ホルモン)が別の物質に変わってしまい、攻撃してしまうんです、新しく生えてくる毛を。それで間違えてどんどん抜けちゃう。
女史会 間違えて!
伊熊 一方女性は、女性ホルモン値が下がってくると、男性ホルモン値が相対的に上がってしまうので、それによる脱毛もあって。ですから、全部抜けることはないにしても、全体的に薄くなってくるんですよね。
渡辺 怖い……。
髪のパサつき、うねりに効く成分は?
松本 私は抜けるというより、細くなっているんです。そのせいなのか、パサついてるし、うねってるし。
野宮 私も!
伊熊 いま美容界では、うねりの補正ってすごく進化していて、中でもトステアという成分が大流行してるんです。うねりやねじれは、髪の内部の水分とタンパク質のバランスが崩れることで生じるのですが、トステアを浸透させると、それを補強してくれるんです。もともと髪のゴワつきを抑える成分にコハク酸というものがあるのですが、トステアは日本の神戸大学がより進化させた成分。熱を加えることで効果を発揮するんです。
野宮 じゃあ、ドライヤーを当てるといい?
伊熊 はい。ヘアアイロンとか。例えば、トステアが入ってるものといえば、ロート製薬「Gyutto」のヘアマスク。シャンプーの後につけて、すすいで、タオルドライした後にドライヤーの熱を当てることでスルスルになる。お手頃な値段ですごく人気です。同じく、うねりケア成分でレブリン酸というものもありますが、これは高温のアイロンのほうが効果を発揮しやすいんです。でもトステアは80℃ぐらいから働いてくれるので、ドライヤーでも十分。
女史会 知らなかった~!
伊熊 いま化粧品は成分と浸透技術で選ぶ時代。スキンケアがそうですよね。ヘアケアもコロナ禍以降、その傾向が顕著になってきました。
松本 ヘアミルクもいま流行っていますよね。
伊熊 人気なのはオルビスの「エッセンスインヘアミルク」。インフルエンサーの間で広まって、いまやドンキでもバカ売れ(笑)。
