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その結果、至近距離でいきなり出くわしてしまい、クマも興奮状態となったのだから、非は自分のほうにある。いわば、油断が招いた事故であった。
事故直後、軽井沢の病院で処置を受けているときに、地元の警察官やクマの保護管理に取り組むNPO法人「ピッキオ」のスタッフが同席し、事故の経緯などについて話を聞かれた。
その際に、軽井沢の山には多くのクマが生息していることを知らされた。後日、ネットで調べてみると、事故現場の近くでクマの目撃情報があったことも知った。
「軽井沢町はこまめにクマの目撃情報を発信しているんです。もしこれを見ていたら、登山道を外れないコースをたどっていたと思います。
でも、最新のクマの目撃情報をチェックするにはどうすればいいのか、なかなかわかりにくいですよね。登山地図アプリなんかと連携して、地図に表示してくれるようになれば、いちばんいいんですけど」
(初公開日:2026年8月8日)
羽根田 治(はねだ・おさむ)
ノンフィクションライター
1961年生まれ。埼玉県さいたま市出身、栃木県那須塩原市在住。日本山岳会会員。山岳遭難や登山技術にまつわる取材を重ね、その成果を山岳雑誌や書籍で発表する一方、沖縄、自然、人物をテーマに執筆活動を続ける。最新刊『低山遭難』(東洋経済新報社)、『これで死ぬ』『あなたはもう遭難している』(以上、山と溪谷社)、『人を襲うクマ』『ドキュメント遭難 山岳遭難の教訓』(以上、ヤマケイ文庫)、『山はおそろしい』(幻冬舎新書)など著書多数。小学生のときから登山を始め、現在はピークハントやハイキング、テレマークスキーを楽しんでいる。好きな低山は石垣島の野底岳。
ノンフィクションライター
1961年生まれ。埼玉県さいたま市出身、栃木県那須塩原市在住。日本山岳会会員。山岳遭難や登山技術にまつわる取材を重ね、その成果を山岳雑誌や書籍で発表する一方、沖縄、自然、人物をテーマに執筆活動を続ける。最新刊『低山遭難』(東洋経済新報社)、『これで死ぬ』『あなたはもう遭難している』(以上、山と溪谷社)、『人を襲うクマ』『ドキュメント遭難 山岳遭難の教訓』(以上、ヤマケイ文庫)、『山はおそろしい』(幻冬舎新書)など著書多数。小学生のときから登山を始め、現在はピークハントやハイキング、テレマークスキーを楽しんでいる。好きな低山は石垣島の野底岳。
