――ちなみに、身長はずっと高かったんですか?
こたけ いや、小6までは学年で一番小さかった。中学に入ったとき140センチぐらいしかなくて、そこから3年間で30センチ以上伸びました。
――ええ!? 制服大変ですね。
こたけ ほんと1カ月に1センチ、伸びてましたから。友達に、牛乳とバナナをミキサーにかけて飲むと背が伸びると言われて、毎朝バナナミルクを作って飲んでいました。それが良かったのか分からないですけど、兄弟の中で僕だけ背が高い。兄も160センチちょうどぐらいしかないし。兄弟3人とも小柄なので、遺伝ではなさそうです。
こたけ家は「家の外に玄関があった」
――「弁論」でもご実家のエピソードがたくさん出てきますよね。家の外に玄関があったとか。
こたけ 家の経済状況は正直はっきりとは分からないんですけど、子どもが多かったから単純にお金がかかっていたということもあると思いますし。法的な定義に当てはまるような貧困ではなかったと思う。ただ、めちゃくちゃ狭いところにぎゅうぎゅう詰めで住んでいたのは間違いないです。家族6人で軽自動車に乗っていたのも本当ですね。
――私も子どもの頃車に乗っていると「隠れろ」って言われた経験あるんですけど、「弁論」を見て「ああ、あれはそういうことなんだ」と思い出しました(笑)。
こたけ 本当に違法状態だったので、隠れていましたね(笑)。定員オーバーの場所にぎゅうぎゅう詰め、というようなことが日常的にあった幼少期ではありました。
――小さいながら、こたけさんも色々察していた。
こたけ 子どもながらに、なんとなく家の経済的な事情はね。進学先も特に何も言われなかったんですけど、公立しか受けなかったですし、中学ぐらいのときはそういうことかなり意識していました。大学に行く頃には上の兄姉が家を出ていたので、あまり考えなくなりましたけど。
塾には通わず努力で好成績をキープ
――勉強は努力型でしたか、それとも神童タイプ?
こたけ テスト前に異常に集中して全部詰め込むタイプで、毎日コツコツやるタイプではなかったんですよ。ただ直前に猛烈に努力して点数を取る、という感じでした。東大や京大を目指すような進学校の人たちが持っているノウハウは一切なくて、ただガリガリ覚えていただけなんですけど。
