「トゥレットの授業」トラブルは99%が「知らない」から起きること

――夢ほど大きなことではなくて、直近でやりたいことはありますか?

棈松 今、たまに小学校なんかでトゥレット症について話す授業をやってるんで、その授業をもっと増やしたいです。だからこの取材をきっかけに授業依頼が来るような感じになるとめっちゃ嬉しい。絶対、社会にとっても有益だと思います。

 もう世の中で起きてるトゥレット関連のトラブルは、99%が「知らない」から起きることなんですよ。だからトゥレットのみならず、何かしらの障がいを持った当事者が、小学校や中学校に来てその症状を説明する、この機会をもっと増やすだけで、すごく大きい学びがあると思うんです。実際に社会に出たときに、驚かないし、より寛容になれるんじゃないかな。

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 例えば、大人になるまで車いすの人を見たことがなかったら「え? 何、この人」ってなるじゃないですか。でも知っていれば「手伝えるところがあるか、見守っておこう」とか思えるじゃないですか。

 

――自分の取るべき、あるいは取りたい行動が準備できてる状態ですね。

棈松 そうです。だから必須科目にしてもいいんじゃないかなってくらい思ってます。

――トゥレット症について話す授業で、子どもたちと関わってみて印象的だった反応はありますか?

棈松 事前学習として、僕が出てるYouTubeの動画を視聴してもらうようにはしてるんですけど、実際、教室に俺が入ったときはみんなすごいびっくりしてる感じはある。でも子どもって本当に順応性が高くて、最後にはもう普通にワー! って寄ってくるし「明日も来て~!」って言ってくれる。「いや、これ“毎日やる系”の授業じゃないから」って思うけど(笑)。

――棈松さんへトゥレット症の授業を依頼するのは、どこからできますか?

棈松 今のところ僕のインスタのDMから(棈松さんのInstagram)。ぜひよろしくお願いします。