15歳という異例の若さでグラビアアイドルとして大ブレイク
――雛形さん、分からないことは全部「こういうものなのかな」と受け止めていたんですね(笑)。
雛形 そうですね(笑)。ハワイに行ったのはちょうどお正月で、いろいろな雑誌のスタッフやカメラマンさんがすでに現地にいて「まずこの雑誌、次はこの雑誌」と次から次へと撮影していきました。それから何週間かして、一気に雑誌に出るという感じでした。
そこからはものすごく忙しかったですね。ハワイから日本に帰ってきても、とにかく撮影がたくさんあって。「こんなに写真を撮って、本当に使うのかな?」と思うぐらい撮っていました。何に使うか分からないまま撮って、それがいろいろな雑誌に分かれて載る。「ああ、こういうふうにやっていくんだな」と思っていました。
――水着になること自体には抵抗がなかったんですよね。
雛形 当時もよく聞かれましたけど、そこへの抵抗はあまりなかったです。逆に「私の水着なんて、誰が見るんだろう?」と思っていました(笑)。決して細いわけでもないし「普通の中学生のこんな写真を見て、楽しんでもらえるんだろうか?」という気持ちのほうが強かったです。
――当時のグラビアアイドルは、雛形さんより少し年上の人も多く、15歳の雛形さんは異例の若さとも言えました。
雛形 そうですね。少しお姉さんがやるものでした。
――ただ、人気になっている、売れているという実感はなかったそうですね。雑誌の部数が「雛形さんが載ると10万部増える」とまで言われた時代です。
雛形 ありがたいですけど、本当に全然実感がなかったです。今みたいにSNSがあるわけでもないし、イベントをやることもなかったので。ファンレターで初めて応援してくれる人がいることを知るくらいでした。
――当時はとにかくグラビアの仕事が入り続ける感じですか。
雛形 グラビアと並行してバラエティー番組にも出るようになりました。ただ番組に出ても私は新人みたいなものですし、最初は誰も私を知らないわけじゃないですか? それでも、とにかく出るんです。『スーパーJOCKEY』(日本テレビ系)であったり、『MOGITATE!バナナ大使』(TBS系)であったり、そうした番組のコーナーに少しずつ出るようになりました。

