“どうしても手に入れたいもの”は?「疲れるのもわかっているんですが…」
――弥生は「でっかいお宝」を盗むために情熱を燃やしていますが、石原さんご自身は“どうしても手に入れたいもの”はありますか?
石原 えっ! うーん、何かあるかな……。ドラマの撮影中ってあんまり物欲がわいてこないんですよね。現場ですぐ衣装に着替えてしまうので、おしゃれする必要もないかなと思っちゃいますし。
……あ、物ではないですけど、旅行したいです。『ポリティカルパン』が無事に終わったら、久しぶりに海外へ行きたい。子どもがいるので色々と大変なことも、行ったら行ったで疲れるのもわかっているんですが、それでも旅立ちたいです。
――これだけご多忙ですと、スケジュール調整、ものすごく難しいのでは……。
石原 大変です(笑)。それでいうと、「余裕」が欲しいかもしれません、切実に。子どもたちの習い事にシッターさんのご都合、自分の撮影……。どこに何を入れるか、もうずーっとテトリス状態なので。「台詞のことだけ考えたい!!」と思いながらも、怒涛の勢いであらゆる物事が押し寄せてきて、もう毎日生きるのに必死。
――パンクしてしまいそうなほど。
石原 何度かパンクしています。キャパオーバーになるとフリーズしちゃうので、やっぱり余裕を手に入れたいですね。
――地域のお子さんの送迎や見守りボランティアをしているのですが、2歳の子とたった2時間思いっきり遊んだだけで、その後一日、疲れきって仕事が手につきませんでした。あのエネルギーを日々受け止めていらっしゃるなんて、本当に頭が下がります。
石原 ものすごいパワーですよね、子どもって。昨日、上の子のお迎えに行ったんです。下の子も一緒に連れて行ったんですけど、家に向かう途中、「公園で遊びたい」と上の子に言われて。
――昨日はかなり蒸し暑い日でしたよね……。
石原 夕方でもまだ「うわあっ」となるほどムシムシしていました(苦笑)。2人が熱中症にならないように常に目を配るのは当然として、歳が違う子どもたちでは遊びたいものがまったく違うじゃないですか。あっちでは上の子が「ママ、すべりだいのぼるのてつだって!」と呼んでいるし、こっちでは下の子が砂利のついた手を口に入れようとしているし……。本っ当に、1秒たりとも気が抜けない!
――子どもたちの命がかかっていますものね。相当、神経が張り詰めると思います。
石原 その意味では、撮影の方が断然、気持ちが楽です。でも公園遊びでエネルギーを使い果たしたおかげで、昨日はぐっすり眠れました(笑)。19時半に子どもたちを寝かしつけながら一緒に寝落ちして、夜中の12時頃に起きてあれこれ作業して、また眠って。原色の撮影にちゃんと睡眠をとって臨めてよかったです。
