能町 今回の『余裕がない人』に収録されているコラムは、内閣総理大臣で言うと、岸田から始まって、石破、高市までですね。本当はもうちょっと芸能ネタを増やしたいんだけど、なんか政治ネタが増えちゃってね。
サムソン 面白いんだけど、ちょっと硬くて、真面目な感じはした。
能町 そうなんですよ。自分でも不本意なんですけど、真面目に書かざるを得ないネタが多くて。
サムソン ま、ちょっと政治が酷すぎるっていうのもあったんですけど。あと、この当時は石丸さんが、こんなに影響があったっつうか存在感が大きかったんだなと思って。
能町 そう、石丸伸二ってこんなに元気だったんだって思いますよね。こんなに早く失脚するんだとも思いますし。
サムソン あっという間に転落するんだと。それはある意味よかったなと思うんですけど。
能町 よかったけど、当時投票した人はどういう顔して見ているんだろう。
サムソン あの立花孝志でさえ失脚するのに数年かかったじゃん。
能町 いやー、ある意味大した才能ですよね。
サムソン まさかABEMAの恋愛リアリティー番組に出るとは。
能町 多分石丸さんは、もう政治で復帰するのは厳しい感じですよね。
流行語大賞の選考委員に!?
サムソン あと、今回の新刊でも、流行語大賞のことは取り上げてますね。
能町 恒例で毎年追っているけど、最近面白みがないっていうか……。賞自体も取り上げる言葉も本当にぼんやりとしてきて。
サムソン みね子だったら、2026年の流行語、何を入れます?
能町 まず「ナフサ」ですね。絶対入れたい。あとは「目詰まり」です。
サムソン 流行語大賞って、やっぱりやくみつるが牛耳ってるの?
能町 そうでもないのよ、多分。私の印象ですけど、選考委員の人たち、みんなあまりやる気がないと思うんですよ。だからちょっとやる気のある人がいると、好きな言葉を何でも押し込めるんじゃないかって気がしていて。やくさんによって野球の用語がたくさん入ってきたんじゃないかと。だからもし私が選考委員に入ったら、相撲の用語で満たすことができるってことですよね。
サムソン 選考委員に辛酸なめ子が入っているんだから、能町みね子が入っても大丈夫だと思う。
能町 もし選考委員会に誘われたらどうしようかな? 本当にちょっと考えようかな(笑)。
