湯ヶ島に戻った梶井は文学に専念する決意を固め、再上京して東京帝大を中退、豊多摩郡和田堀町(現・杉並区)の中谷孝雄の借家などで執筆活動を続けたが、病状が悪化し、1928(昭和3)年9月、大阪の生家へ戻った。

四條 たか子(しじょう・たかこ)
フリーライター
山梨県生まれ。武蔵大学大学院人文科学研究科修士課程修了。学芸員資格取得(美術)。競馬週刊誌、骨董店勤務、歴史小説家アシスタントなどを経てフリーライター。歴史、伝統工芸・芸能、競馬、人物史、企業活動などに関する取材・執筆活動を行う。主な著書に『牧野富太郎と寿衛 その言葉と人生』『笠置シヅ子 その言葉と人生』『小泉八雲とセツ その言葉と人生』(いずれも宝島社)、『世界が愛した日本~戦場に舞い降りた奇跡の感動秘話~』『世界が愛した日本~海を越えた永遠の友情秘話~』(いずれも竹書房)、『幕末維新で散った若き志士たちの実像』(ベストセラーズ)、『最新種牡馬データガイド』(新星出版社)など。
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