「エナジードリンクをガーッと飲んで…」徹夜して出社することもあったTBS時代
――朝のラジオもそうですが、アナウンサーの仕事は朝早かったり夜遅かったり、スケジュールが大変そうですよね。
山本 そうですね。『あさチャン!』の前の時間帯に放送していた、『はやドキ!』という朝4時から5時半までの番組を担当してたとき、私が出演するのは週に1回だけだったんですけど、入り時間が夜中の1時とか12時半とかで。
そうすると、寝る時間が夜7時とか8時になるんですけど、その時間はまだ元気じゃないですか。だから眠れなくてそのまま行ったり、スタッフのみんなとエナジードリンクをガーッと飲んで、気合で乗り切ったりしていました。
1週間、全部出演していたらルーティンができるんですけど、週に1回だったので、逆にすごく大変だったなと思いますね。
――徹夜して仕事に行くこともあったんですね。
山本 赤坂で飲み会帰りの人たちとすれ違って、「みんな楽しそうだなぁ」って思いながら出社してました。
でも、それをやっている自分がテレビマンっぽくて好きだったんです。「仕事やってる!」「私はテレビの人間だ!」みたいな気持ちになれて、ちょっとうれしいみたいな(笑)。
――アナウンサーという仕事をしていて、一番うれしかった瞬間は?
山本 映画の試写会の司会を担当したとき、私が台本にない質問をして、それに対して俳優さんが答えて、そのやりとりがネットニュースで大きく扱われたんです。そのときは、すごく気持ちよかったですね。記事の見出しを見て、「この質問したのは私です!」みたいな。
もちろん台本どおりに進行するのも素晴らしいし、それも大変なんですけど、そこで機転を利かせられたというか、皆さんが求めてるものを提供できたかなって思えた瞬間でした。
「なんでネットニュースの写真って、かわいくない写真を選ぶんですか?」
――ご自身の発言が意図と違った形で切り取られて記事になったり、週刊誌にプライベートを撮られたりすることもあったと思いますが、それに悩むことはありましたか。
山本 最初の頃は、記事になるのがうれしかったんですけど……1個言っていいですか? なんでスポーツ紙などのネットニュースの写真って、あんなにかわいくない写真を選ぶんですか? もっといい写真、ありますよね?
――たしかに。

