球団初のリーグ連覇を果たすもポストシーズンで敗退した阪神の来季コーチ人事に異常事態が生じている。10月23日、球団は藤本敦士一軍総合コーチら4人と来季の契約を結ばないと発表した。

背景にあるのは藤川球児監督への根深い不信感

「優勝という最高の結果が出ているなかではコーチ陣の全員留任が基本線。ところがCS敗退翌日に小谷野栄一打撃チーフコーチ退団の一報が出ると、藤本コーチ、上本博紀打撃コーチ、梵英心二軍打撃コーチら野手指導者が次々と退団を申し入れ受理された。小谷野、藤本の2人はシーズン終盤に球団フロントに話をしていたといい、それを聞きつけた上本は『だったら俺も』と決断。玉突き人事で一軍へ配置転換されそうになった梵も慌てて出ることを決めたといいます」(球団OB)

 背景にあるのは藤川球児監督(46)への根深い不信感だという。

ADVERTISEMENT

ドラフト会議で笑顔を見せる藤川監督

「藤川監督はコーチにとにかく八つ当たりすることが何度もありました。佐藤輝明、森下翔太が練習方針に異議を唱えても、藤川監督は嫌われることを恐れて面と向かって何も言えなかった。一方で2人が夏場のシートノックの免除がかなわず不貞腐れた態度を取ったり、チーム打撃を怠ると監督は野手コーチをガン詰めしていた。小谷野コーチと藤本コーチはそんな仕打ちを我慢し続けたが、結局『やってられへん!』とついに音を上げた。優勝争いするベンチ裏では首脳陣が空中分解、選手からは『皆、辞めるだろう』と噂になっていた」(同前)