10月23日、秋篠宮家の長女・眞子さまは27歳の誕生日を迎えられた。学生時代から、眞子さまのご近況を取材してきた私だが、ここ数年、眞子さまがぐっと女性らしさを増し、生き生きとしたご表情をなさるようになったと拝察している。眞子さまの婚約内定者である小室圭さん(27)との出会いが、一つのターニングポイントになっているように思う。お二人の交際期間は約5年。眞子さまは青春時代のほとんどを小室さんの存在と共に過ごしたと言っても過言ではないだろう。写真と共に、眞子さまの20代を振り返りたい。
「うれしさ半分、緊張半分です」
2010年4月、眞子さまは国際基督教大学(ICU)の入学式に臨まれた。皇族がICUに進学されるのは初めてのこと。眞子さまは紺色のスーツに身を包み、シャツのボタンを1つだけ開けて小ぶりのネックレスをお召しになっていた。集まった報道陣から現在のお気持ちを聞かれると、眞子さまは「うれしさ半分、緊張半分です」と述べられた。薄化粧をされただけの、素朴そのものといったご表情が懐かしく思い出される。
大学生活初めての学園祭で、眞子さまはパーカーにジーンズ、ブーツという女子大生らしいカジュアルな装いだった。スキー部の「看板娘」として、3本200円の焼き鳥を販売されていて、訪れた客から「もしかして、眞子さまですか?」と尋ねられると「はい、そうです。こんにちは」と元気に礼儀正しく挨拶なさっていた。クラスのお好み焼き屋では、盛り付けを担当され、エプロン姿まで披露された。かつてICUスキー部のホームページに掲載されていた「Mako」というタイトルの画像には、紺のジャケットに水色のショートパンツ、ショッキングピンクのパンプスに白いソックスを合わせている眞子さまらしき方のお姿が。時には“冒険”なさるおしゃれも楽しまれていたようだ。
「恥ずかしいです」とご謙遜
2011年10月23日、眞子さまは20歳の誕生日を迎えられ、金糸で小花模様をあしらったローブデコルテとティアラをお召しになって、天皇皇后両陛下へご挨拶をされた。学園祭で高校生から、この時の「ドレスとティアラが素敵でした」と話しかけられた眞子さまは「え~っ、恥ずかしいです」と謙遜されていたという。眞子さまと言えば、いつも少しはにかまれた笑顔が印象的なお方だった。