担任教師と男子生徒の「禁じられた恋」を描くTBS系ドラマ『中学聖日記』。時には「大人の女性」でもある担任に敵意をむき出しにする15歳を演じているのが、デビューしてまだ1年の小野莉奈さん。いったい、どんな18歳?(全2回の1回目/#2へ続く)
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15歳はすでに懐かしいですよ
――今日も『中学聖日記』の撮影だったんですか?
小野 いえ、今日は学校に行ってきました。
――あ、小野さん高校生なんですもんね。
小野 そうです。高3です。
――いま18歳ですが、出演されている『中学聖日記』では15歳の中学3年生・岩崎るな役を演じられています。しかも、有村架純さんが演じる担任教師・末永聖の“恋敵”という役柄。大人の女性に闘いを挑むような、難しそうな役ですよね。
小野 難しいというより、どうしようっていう感じなんです。役をいただいたときに「有村さんと恋敵……。えー!」って思ったくらいで。
――15歳という年齢はそんなに遠くないですよね。実際、ちょっと前ですし。
小野 いや、すでに懐かしいですよ(笑)。恋愛観も全然変わりましたし、性格も変わったなあって思います。15歳の頃はもっとキャピキャピしてました。元気ハツラツっていうか。学校を走り回ったりしてて、テンション高めのうるさいほうだったと思います。
――何か、落ち着くきっかけってあったんですか?
小野 このお仕事を始めてから、「今までのようにはいかないんだ」って悟ったのかもしれないです。これまでは子どもの世界で好き勝手に生きてきたから(笑)。