サッカー部の男の子に、めちゃめちゃモテたんですよ
――逆に告白されたことはたくさんあるんじゃないですか?
小野 今だから言えるんですけど、その子のことが好きだったとき、めちゃめちゃモテたんですよ。それもサッカー部の子に。だから、好きな子が振り向いてくれるだろうって、ちょっとは自信があったんですけど。中2のときですね。自分で気づくぐらいモテてました(笑)。
――高校に入ってからは?
小野 高校は全く何もなくて。ダンス部に入っているんですけど、ダンスに夢中になっていたり、進路のこととか、女優になりたいって夢を考えていたり、現実的な高校生活。
――恋愛の流れがいちばん来そうな時期なのに。
小野 中2、中3で恋愛を楽しんじゃって、高校はもういいやって思ってるのかもしれない(笑)。お仕事は高2から始まったので、もう恋愛って感じじゃないですし。
――いやいや。だめですよ、そんなこと言っちゃ。
小野 でも、やっぱり好きな人がいると、そのこと自体が自分の支えになりますよね。
――立派なこと言いますね。
小野 やっぱり人生、楽しくありたいじゃないですか。だから恋愛って、大きいなって思います。あと、人を好きになると穏やかになりません? 相手を思いやる心が生まれるから。なので、中学で恋愛を楽しんじゃったなんて、言ってる場合じゃないですよね(笑)。
写真=鈴木七絵/文藝春秋
おの・りな/2000年東京生まれ。2017年1月にフラームのオーディションに合格。2017年8月にドラマ『セシルボーイズ』で女優デビュー。主な出演作にドラマ『先に生まれただけの僕』、『コールドケース2~真実の扉~』、映画『三つの朝』、『アンナとアンリの影送り』、『テロルンとルンルン』、『ういらぶ。』。LINE社WebCM「【告白ムービー】好きなんて、言えるわけない。」など。