「サンケイスポーツが四月二十四日に『所属事務所退社し独立へ』とスクープしましたが、いまだに退社時期はおろか、移籍なのか独立なのかさえ、はっきりしない。本人、事務所ともに明言を避けているのです」(女性誌記者)

「独立」は結婚問題と関係しているとも

 今年のゴールデンウィーク直前に突如報じられた井上真央(29)の独立報道。

 たしかにドラマや映画の新たな撮影予定はない。加えて交際中とされる「嵐」松本潤(32)との結婚間近という情報も流れており、謎は深まるばかりなのだ。

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「サンスポの報道以降、母娘vs.女社長と報じられたり、円満退社が報じられるなど、混沌とした状況が続いています」(同前)

 現在井上が所属する事務所には松嶋菜々子(42)が在籍、また六月十四日に急逝した白川由美(享年79)も名前を連ねていた。

「井上は白川さんに以前から演技のことだけでなく私生活についても相談しており、訃報に接し、非常にショックを受けていました。通夜でも痛々しいくらい憔悴し切っていた。白川さんが亡くなったこともあり、独立について表立った言動を控えていたのかもしれません」(同前)

 看板女優の独立騒動に事務所サイドも過敏にならざるを得なかった。

「声優で主演を務めたアニメ映画『ルドルフとイッパイアッテナ』の宣伝のため、ここ二週間ほどテレビのバラエティ番組などに集中的に出演しましたが、試写会でも、テレビのスタジオ収録でも『独立については一切触れないでくれ』と事務所サイドから通達がありました。当初は六月いっぱいで独立するかと思われていましたが、こうした事務所の反応から両者が揉めていることは伝わってきました」(テレビ局関係者)

井上の胸中を仕事関係者が代弁する。

「昨年ヒロインを務めたNHK大河ドラマ『花燃ゆ』撮影後、『少しのんびりしたい』と本人が希望していたのは確かです。一方で大河の視聴率が芳しくなく、その後主役級のオファーが予想以上になかったのも事実。現在彼女と事務所の契約では、CM以外のギャラは年俸制だといいますが、三十歳を迎えるにあたって、『いまの状況をなんとか変えたい。好きに仕事を選んで、もっと収入面を充実させたい』と考えているのです」

 現在、独立騒動はどうなっているのか。七月末、自宅近くで井上を直撃した。

――今後の仕事の予定は?

「いまはちょっとお伝えできることが……」

――事務所独立の話は進んでいますか?

「はい! お伝えできるときにちゃんとお伝えしますので」

――そろそろですか?

「ええ。でもあとは事務所に確認していただけると」

――事務所社長ときちんと話し合いができていますか?

「あっ、はい!」

 極めて明るい表情で本人は初めて独立を認めたのだった。

「松潤との交際は変わらず順調だそうです。八月まで嵐はツアーに出ていますが、その後は将来について二人で話し合う時間を持つことができます。そこで彼女が独立していれば、結婚へのハードルは随分下がっているはず」(芸能デスク)

 独立、結婚に向け、一気に加速するかも。