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なぜ関西ローカル『相席食堂』が話題になったのか

 昨年、完全にブレイクした千鳥の勢いも止まらなかった。いよいよ今年は数多くの番組でMCを担当。オードリーと並ぶ次世代MCの筆頭となった。いわゆる〝お笑い番組〟が主戦場だった彼らが、いまや情報系バラエティでMCを務めても驚かない時代になったのが驚きだ。また、彼らがMCを務める『相席食堂』は、関西ローカルながら大きな話題を呼んだ。TVerでの配信で地域にかかわらず見ることが出来る時代ならではの現象だ。

千鳥の大悟(左)とノブ(右)

 そんな千鳥同様、男臭い強面の実力派漫才師であるサンドウィッチマン。いまや彼らはBIG3など並み居る芸人を凌駕し、好感度芸人ナンバー1に君臨している。ゴリゴリのお笑い番組から、ハートウォーミングなほのぼのバラエティ、シリアスな題材を扱った番組まで硬軟自在に合わせられるサンドウィッチマンはいまのバラエティには欠かせない存在だ。

ピースフルな博多華丸・大吉、エグみの長嶋一茂

 同じく博多華丸・大吉も高い好感度を誇り、今年4月からは『あさイチ』の2代目キャスターとして“朝の顔”にもなった。サンドウィッチマンや華丸・大吉のようなピースフルな佇まいが、いまの視聴者に求められているものなのだろう。

博多華丸(左)、大吉(右)

 逆に自由で傍若無人なエグみのあるキャラクターが受けたのが長嶋一茂だ。同様のキャラの石原良純や高嶋ちさ子とともに“再ブレイク”。といっても、3人はこれまでもずっと安定してテレビに出続けていたので再ブレイクというよりも〝確変〟などといったほうが適切だろうか。