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“あの年”に生まれた選手を中心に、“あの年”以来の優勝へ!

 私は、明治大学では野球の応援がしたくて応援団吹奏楽部に入りました。明大ホエールズがあったら……どちらに入っていたでしょう。

 東京六大学野球の応援で、春、秋のリーグ戦には毎週神宮球場へ通いました。六大学野球は、同じ相手には2戦先勝で勝ち点1となります。土曜日に第1戦、日曜日に第2戦、決着がつかなければ、月曜、火曜……と続きます。私が現役時代、特にもつれたのが立教戦。立教のエース川村丈夫投手が勝たせてくれなかったんです。“川村さんのせいで”平日に授業に出られなくなって困りました。あの1998年のベイスターズ開幕投手の川村さんです。また1998年のことを思い出してしまいました……。

 先日のドラフト会議、即戦力投手を指名するかと思いきや、注目の打者、度会選手を指名しました。私は目指す方向が明らかだと感じました。

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 1点リードの終盤の守りで、無死3塁のピンチでも前進守備をしなかった、あの1998年のように。圧倒的に打って打ちまくって優勝してほしい。それがベイスターズだと思います!

 来季に向けて、牧選手や山本祐大選手を中心に良いチームを作ってほっしー。投手陣では入江投手や石川投手に頑張ってほっしー。1998年生まれの選手たちを中心に。

ともに1998年生まれの牧秀悟(右)と入江大生 ©時事通信社

 1998年、封印できません!!

 封印すらできないという1998年の呪いを解くためには、やはり優勝しかありません。1998年以来26年ぶりの優勝を目指して、来季はもっと一生懸命応援します!!!

 以上、最後のベイスターズ予報(願望)でした。

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