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いったんAIからだめ出しをされると……
落ち着いて読んでみる。
すると「AIによる人間の仕分けが、差別や深刻な排除を生む可能性があります」という大学教授の言葉を引用していた。
で、次のように書く。
《懸念されるのは、たとえばこんな事態だ。
企業の採用や人事、金融機関の融資の審査といった場面で、さまざまな個人情報に基づいてAIが人間に点数をつける。いったんAIからだめ出しをされると、その理由の説明もないまま、否定的な評価が知らぬ間に社会で共有され、ずっとついて回る。
まさに、「個人の尊重」(13条)や「法の下の平等」(14条)という日本国憲法の基本的な原理に関わる問題だ。》
ああ、言いたいことがなんとなくわかってきた。
しかしこの社説を読んで思うのは、
・「AI」というお題で何か書いてやろう。
・他紙とは違う切り口を。
という意志である。誇り高き朝日のキャラが漂う。
こうなると「ふん、カッコつけやがって」「何言ってるかわかんねえよ」と産経あたりは思ってるに違いないのである。
令和になっても「朝日らしさ」は貫徹してほしい。そして他紙のツッコミ&やっかみにも引き続き注目したい。そうすれば新聞はまだまだ面白いはずなのだ。
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