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濱家 結局山内の素の部分が出てる方が面白いんですよ。山内感満載でしゃべってるところのほうが面白い。という意味で、しゃべくりっていうのはありますね。

 

――設定とか役柄じゃなく。

濱家 ほんまはアドリブが一番楽しいんですけどね。

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――ロケはまさにそんな感じ?

濱家 そうですね。

千鳥さんは一番身近で「ほんまに面白いな」と思う

――で、次の質問ですが「お二人は本当にロケが面白い。何かロケ番組で影響を受けているものはありますか、また役割分担などを考えながらやっているのですか?」。

山内 本気の人ですね(笑)。

濱家 僕らの後輩から聞いてきてません?

――編集者人気が高いというのは、わかるんです。巧みな構成にきちんとスパイスが効いていて、それでいて王道の安心感もある。 

濱家 そうかぁ。ロケに関しては……考えてということでもないかな。

山内 大阪でかなり数こなしたんで。しかも面白いのが用意されてるロケというよりは、普通の雑貨屋さんに入って「はい、あとお願いします」みたいなやつばかり。大阪では面白い段取りを組んでるロケは少ない。そこ行って、あとはおまかせ。それは千鳥さんからの系譜なんですけど。千鳥さんがそれで全ロケ面白く成立させてしまったので、千鳥さん以下、後輩はそれが当たり前の中でやらなきゃいけない。

 

濱家 50メーターぐらいの並木道、ただきれいなところなんですけど、そこで降ろされて、「ここで何かいけますか?」。

――鍛えられてる(笑)。 

濱家 だから、ロケに関してはボケツッコミがあんまりちゃんとしてない。僕がふざけたがるのもあるんですけど、二人で面白いっていうのをノリでやってきたから、アドリブで。

――千鳥さん、罪深いですね。

濱家 千鳥さんはほんまに一番身近で、ほんまに「面白いな、この人たち」って思う人なんです。デビュー当時からご飯に連れて行ってもらってる先輩でもありますし。だから、自然と「この人たちに追いつきたいな」って思ってやってきた。とにかくありとあらゆることをやってきはってるから、ロケも内容がちょっと似通りそうになる時あるんですよ、千鳥さんと。そういうときは「これは(千鳥さんが)やってはったからやめよう」とか考える。自然と意識してしまいますね。あんな面白い人たちがこんな身近に居たら。