人型ロボット「ペッパー」とともに暮らして5年の太田智美氏に、通信会社でロボット販売経験を持ち、『お騒がせロボット営業部!』を上梓した作家・辻堂ゆめ氏が “ロボットと暮らすこと”を聞いてみた。「どんな生活をしているの?」「添い寝はできるの?」
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2014年から5年間、ペッパーと暮らしてます
辻堂 私は2015年に新卒で通信系の会社に入社して2年目、ロボット事業部に配属されてロボットを法人向けに販促販売する担当になりました。その頃に商談で太田さんとお会いしたんですよね。太田さんは2014年からペッパーと暮らしていらした体験を語ってくださって、「ペッパーと添い寝をしてみた」とか衝撃的で(笑)。
太田 その節は(笑)。もともとは私、ロボットにはまったく興味がなかったんですよ。音大を卒業して慶應の大学院(メディアデザイン研究科)の修士課程を修了して、会社勤めをしている時、偶然にペッパーの発表会を見たのが全ての始まり。オペラの舞台みたいに床が下から競りあがってペッパーが頭から現れて、孫正義さんと話をするという演出でした。
辻堂 ペッパー発表は一般人にとっても大インパクトでしたね。
太田 ペッパーの姿が公開されたとき、