続いて11位に選ばれたウッチャンナンチャンの内村光良(54)と南原清隆(53)。ほとんどが内村の得票だった。最近は、“NHKの顔”でもある。
「バラエティのMCに甘んじる事なく、単独ライブをやったり、コント番組を絶やさないようにしたり、常に前進している」(50・女)
M-1では“一発屋”と目された異色男女コンビが高評価
15年の「M-1グランプリ」決勝進出の時には、一発屋芸人だと目されていた異色男女コンビ、メイプル超合金。カズレーザー(34)と安藤なつ(37)の2人は16位に。
「カズレーザーはブレない姿勢、変な力みがなくトークもMCも面白い。地頭が良く知識も豊富で発言に説得力がある。安藤なつは落ち着きと安定感、面白くて的確」(52・女)
本人たちから寄せられたコメントもぶっ飛び気味。
「投票してくれた珍奇な方々の為にも、今後もお笑い風を頑張ります」(カズレーザー)
「投票してくださった皆様ありがとうございます! 今夜はお赤飯炊きたいと思います」(安藤)
前回圏外から33位に食い込んだのは有吉とはまた味わいの違う毒舌が持ち味の小籔千豊(45)。
前出の森氏は元芸人。95年から4年間、「フルーツ大統領」というユニットで小籔とも活動していた。
「他にも毒舌芸人はいますが、小籔はどぎついコメントの後に笑ってごまかしたりしないのです。ずっと表情は崩さないので、見ている客の方が不安になるくらい。それでもあの芸風を面白いと言ってくれる人が多いのは、小籔のコメントが大抵、的を射ているからこそだと思います。罵倒を芸にまで昇華させたのは彼が初めてだと思います」(森氏)
今年初めて42位にランクインしたのは、ツッコミの石田たくみ(30)が思いっきりボケの竹内まなぶ(30)の頭を叩くという、“ドツキ漫才”のカミナリ。今回のアンケート結果を受けて、すぐに喜びのコメントを寄せてくれた。
「芸人の母数からしたらかなり高い順位なので、嬉しいです! 来年は5位か6位になれるよう頑張ります!」(まなぶ)、「なんで1位じゃないの?」(たくみ)、「カミナリだけに、5656(ゴロゴロ)」(まなぶ)
やや滑り気味だが、ここでたくみがまなぶをドツくと笑いが起こるのである。